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 10月9日、イランのバジリハマネ石油相は、国際石油開発の権益削減で補償金を支払う意向ないと表明した。 9月撮影(2006年 ロイター/Leonhard Foeger)

イラン、国際石油開発の権益削減で補償金支払う意向ない=石油相

 イランのバジリハマネ石油相は9日、国際石油開発が保有するアザデガン油田の権益が大幅に削減されたことについて、補償金を支払う意向はないと表明した。

 国際石油開発帝石ホールディングス(1605.T: 株価, ニュース, レポート)傘下の国際石油開発は6日、イランのアザデガン油田に関して、開発権益の保有割合が当初の75%から10%に大幅に引き下げられると発表した。

 同相は国営テレビで「契約は設定されていた時間枠の中で期限切れとなった。したがって、われわれは一切補償金を支払わない」と語った。

 また、今後はイラン国営石油会社(NIOC)の貿易・金融子会社であるNICOが開発を主導すると述べた。

 今後、ロシアや中国の企業がアザデガン油田のプロジェクトを手がけることになるのかとの質問に対して、同相は「関心のある」国ならどこでも参加する可能性はあるとし、「われわれは、イランと海外(企業)の共同事業としてやることを望んでいる」と語った。

[テヘラン 9日 ロイター]

 (06/10/10 11:33)  





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