■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/10/html/d32283.html



10月9日、安倍首相は北朝鮮の核実験について、確認のため情報を収集し分析していると述べる。写真は8日、北京で記者会見を行う首相(2006年 ロイター/Claro Cortes IV

北朝鮮核実験、確認のため情報収集し分析=安倍首相

 日韓首脳会談のためソウル入りしている安倍晋三首相は9日、北朝鮮が核実験を実施したとの報道について「北朝鮮の声明は知っている。塩崎恭久官房長官に情報収集するよう指示した」と記者団に語った。

 朝鮮中央通信(KCNA)は、北朝鮮が地下核実験を実施したと報じている。米情報当局は、これについて「われわれは確認できない」としている。この当局者は、公式に発言する権限がないとして、匿名を条件にコメントした。安倍首相の中国、韓国訪問に同行している政府関係者は「米CNNのニュースで知った」と記者団に話しており、情報の収集を急いでいる。

 安倍首相は8日夜、訪問していた北京市内で同行記者団と懇談した際、北朝鮮の核実験問題について「可能性は排除できない」とし「実施しないよう国際社会が強いメッセージを出すことが大切だ」と述べた。

 仮に実験を強行した場合には「北朝鮮にとっても深刻な事態になると十分に認識させなければならない」と指摘。また「強行したら、国連で(軍事的強制措置などが含まれる国際連合憲章)7章に言及する決議について議論が行われる」と述べていた。

 首相は8日午後の胡錦濤国家主席ら中国首脳との会談後記者会見し、核実験については、6カ国協議の議長国である中国が「北朝鮮に大きな影響力を持っている」とし、議長国としての影響力行使に期待したい考えを示した。

[ソウル 9日 ロイター]