■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2007/03/html/d59314.html



3月28日、米上院のシューマー議員(右)とグラム議員(左)は、中国に人民元切り上げを迫る法案が可決されるとの見通しを示した。昨年3月撮影(2007年 ロイター/China Daily)

中国に為替改革を迫る法案、可決される=米有力上院議員

 米上院のシューマー議員(ニューヨーク州、民主党)とグラム議員(サウスカロライナ州、共和党)は28日、中国に人民元切り上げを迫る法案について、大統領の拒否権行使に対抗できる支持を集めて可決されるとの見通しを示した。

 両議員は、中国の人民元切り上げに関する法案の必要性について、上院財政委員会で証言した。シューマー議員は「世界貿易機関(WTO)ルールに沿った、きめ細かく策定された法案が、今の議会で、大統領の拒否権行使に対抗できるほどの支持を集めて可決される可能性が高い」と述べ、中国とブッシュ政権はこの公聴会のメッセージを受け止めるべき、との見方を示した。

 シューマー上院議員とグラム上院議員は過去2年間にわたり、中国が人民元の切り上げを実施しなければ中国からの輸入品に27.5%の関税を課すとする対中制裁法案を推進してきた。ただ、上院財政委員会のボーカス委員長(モンタナ州、民主党)とグラスリー前委員長(アイオワ州、共和党)と協力することで、同法案を取り下げていた。

 グラム上院議員は、ポールソン財務長官の対中戦略経済対話が中国の為替改革に向け何らかの結果をもたらしているか、記者団からの質問に大して「ノー」と答えた。

 両議員は、法案についての詳細は語らなかったが、米財務省高官と意見交換のために4月に協議することを明らかにした。

[ワシントン 28日 ロイター]