■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2007/05/html/d64419.html



5月1日、米国雪氷データセンターの専門家は北極の氷冠が従来予想より30年早く溶ける可能性があると指摘。写真はノルウェーの北極海沿岸で先月26日撮影(2007年 ロイター/Francois Lenoir)

北極の氷冠、従来予想より30年早く溶ける可能性=米専門家

 米国雪氷データセンター(NSIDC)の氷河学者テッド・スカンボス氏は1日、北極の氷冠が当初の予想よりはるかに速いペースで溶けているとの見方を示した。

 夏に北極海の氷が溶けて全く無くなってしまう、あるいはほぼない状態となる時期について、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2050年と予想しているが、それが30年ほど早い2020年となる可能性があると指摘している。

 同氏は電話での取材に対し、夏の間に北極海の氷がなくなれば、地球温暖化が大きく進展することになるとしたうえで「現時点では北極が地球を冷やすことに一役買っているが、北極の氷が無くなったり非常に少なくなったりすれば、地球温暖化は加速することになるだろう」と述べた。

 また「IPCCの報告は非常に慎重かつ綿密で注意深く、それ故に、起こり得る可能性よりも確実に起きることに偏り過ぎた」としている。

[ワシントン 1日 ロイター]