■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2007/06/html/d96555.html



ヒルトン受刑者を刑務所に送った検察官、身内を特別扱い

 米人気タレント、パリス・ヒルトン受刑者を早期に刑務所から出したことは有名人を特別扱いするものだと批判していた検察官が、自分の妻を9年間、逮捕から免れさせていたことが分かり非難を浴びている。

 渦中の人物はロサンゼルス市のロッキー・デルガディロ氏。20日付のロサンゼルス・タイムズ紙によると、デルガディロ氏の妻ミシェル被告は1998年、免許停止中に保険未加入で無登録車を運転した容疑で起訴され、裁判所への出頭を命じられていた。 

 しかし、ミシェル被告が公判に現れることはなく、裁判所はミシェル被告の逮捕状を発布していた。

 同紙報道の数時間後、ミシェル被告は裁判所に出廷し容疑を認めたため逮捕状は破棄されたが、それまでの9年間、ミシェル被告が身柄を拘束されることはなかった。

 デルガディロ氏の事務所によれば、ミシェル被告は1年間の保護観察処分と罰金431ドルを言い渡されたという。

 デルガディロ氏は先頃、ヒルトン受刑者を刑期途中で自宅での謹慎処分に切り替えたロサンゼルス郡保安官の決定を批判していた。

 その際、デルガディロ氏は「有力者や金持ちが特別扱いされるという刑務所制度の二重基準は看過できない」などと語っていた。

 ヒルトン受刑者に対し45日間の禁固刑を求刑したのは、デルガディロ氏が所属する事務所だった。

[ロサンゼルス 20日 ロイター]