ノルウェー・エア、737MAX8運航停止でボーイングに補償請求へ

2019/03/13
更新: 2019/03/13

[オスロ 13日 ロイター] – 航空会社ノルウェー・エアシャトル<NWC.OL>は、米ボーイング<BA.N>の最新鋭旅客機「737MAX8」の運航停止を巡り、運航停止で生じる売上高の損失や追加費用に対する補償をボーイングに求める方針だ。13日にロイターに宛てた文書で明らかにした。

同社はボーイングのMAXを18機運航している。

欧州航空安全機関(EASA)は12日、エチオピア航空が運航する737MAX8の墜落事故を受け、欧州連合(EU)域内における737MAX8型機および同9型機の運航を一時停止すると発表した。[nL3N20Z4U2]

ノルウェー・エアシャトルのウェブサイトによると、13日には30以上のフライトがキャンセルされた。大半はオスロ、ストックホルム、その他北欧の都市から離陸する予定だった。

同社は、乗客の予約を他のフライトに振り替えたり、他の航空機を代用したりして影響を最小限に抑えようとしていると説明。「こうした方法で欧州域内の大半の乗客に対処できているが、アイルランドと米国の間を旅行する乗客については、他の選択肢を検討している」とした。

*写真とカテゴリーを追加しました。

Reuters
関連特集: 国際