■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2007/07/html/d77013.html



7月29日、ブラウン英首相(左)、ブッシュ米大統領との会談でダルフール紛争解決の支持要請へ(2007年 ロイター/Larry Downing)

英首相、ブッシュ大統領にダルフール紛争解決の支持要請へ

 ブラウン英首相は29日から行われるブッシュ米大統領との初の首脳会談で、スーダン・ダルフール紛争解決に向けた和平推進策について支持を求める方針。

 ただ注目は、ブラウン首相がイラク政策をめぐりブレア前政権との違いを示すかどうかに集まっている。

 ブラウン首相の側近によると、同首相はダルフール紛争の解決と世界貿易自由化をめぐる行き詰まり打開に協議の焦点を絞りたい考え。

 ブラウン首相は、フランスのサルコジ大統領の支持を得て、ダルフール紛争の解決に向けた一連の措置を提案している。英政府筋によると、それにはアフリカ連合(AU)と国連の治安維持部隊に対する国連安保理の決議や、即時停戦、和平推進や経済援助の再開などが含まれているという。

 一方、メディアの注目は、ブッシュ大統領とブレア前英首相の関係の象徴だったイラク問題に集まっている。

 29日付のサンデー・タイムズ紙は、ブラウン首相の外交政策チーフアドバイザーが米国の外交政策専門家に対して駐留英軍の早期撤退の可能性について打診したと報じた。これを受け、ブラウン首相がイラク問題に対する英軍の関与を終わらせたいと考えているとの憶測が浮上した。また、ブラウン政権が、ブッシュ政権との関係について、ブレア前政権時と同様の親密な関係を望まないとの見方も広がっている。

 これに対しブラウン首相のスポークスマンは、同首相が駐留英軍の撤退に関して発表を行うことはないとし、政権の姿勢に変更はないと強調した。


[キャンプデービッド(米メリーランド州) 29日 ロイター]