男性は女性と同程度に「おしゃべり」=米調査
5日発行の米科学誌サイエンスに、女性は男性よりも「おしゃべり」という通説を覆す内容の調査結果が発表された。
調査はアリゾナ大学の心理学者マティアス・メール氏らの研究チームが、米国人およびメキシコ人の大学生ボランティア396人を対象に実施。被験者には、約12分ごとに30秒間録音する機器を身に付けてもらい、2─10日にわたって調査を行った。
それによると、1日に話す言葉の量は、女性が平均1万6215語、男性が1万5669語と、大きな差はみられなかった。この数字には、性別差よりも個人差が顕著に現れるとしている。
メール氏によると、最もおしゃべりだった男性上位3人のうち1人は、1日に4万7000語を話していた。これに対し、最も寡黙な男性が話す言葉は1日わずか500語程度だったという。
[ワシントン 5日 ロイター]
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