■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2007/09/html/d25413.html




没後25年のG・ケリー妃、米ファッションに存在感

 英国では先ごろ、ダイアナ元皇太子妃の没後10周年を迎えたが、米国では14日、ハリウッド女優からモナコ公国の大公妃になったグレース・ケリー妃(享年52)が自動車事故で死去してから25年目を迎える。

 グレース・ケリー妃は、レーニエ大公と3人の子供と暮らしていたモナコで車を運転中に、心臓発作を起こし不慮の死を遂げた。しかし今なお、同妃の美しさやスタイルが米国女性に影響を与え続けている。

 米国の若い世代は、華麗な転身を遂げた同妃に大して米国が抱いている誇りを意識することはないかもしれないが、シンプルさを強調しつつ柔らかなパステルカラーを用いたいわゆる「グレース・ケリー風」スタイルなど、ファッションに与えた影響についてはこれを認めることになるだろう。

 フランスのファッション・ブランドであるエルメスは、グレース・ケリー妃が同ブランドのバッグを持つ姿が報じられて以降、同妃に敬意を示し、その長方形のワニ皮バッグを「ケリー・バッグ」と名付けた。「ケリー・バッグ」は2万5000ドル(約287万円)の価格にもかかわらず、高い人気を誇っている。

 また、フィラデルフィア美術館で衣装部門の学芸員で、「Grace Kelly: Icon of Style to Royal Bride」の著者でもあるH・クリスティーナ・ホーグランド氏は「(グレース・ケリー妃は)典型的な学生風ファッションを華やかに演出した。それは、派手になり過ぎたり奇抜になることなく、すべて控えめなものだった」と述べた。

 同妃はフィラデルフィアの裕福な家庭の出身。ハリウッドの女優時代には「裏窓」や「泥棒成金」などの映画に出演、「喝采」では、アカデミー主演女優賞を受賞した。その後、1956年にレーニエ大公と結婚し女優業を引退している。

[ニューヨーク 13日 ロイター]