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交通渋滞が絶えないニューデリー、低価格小型車で大気汚染の深刻化が懸念される(RAVEENDRAN/AFP/Getty Images)

インド最大手グループ企業、世界一低価格小型車発表

 【大紀元日本1月2日】インド最大手企業タタ・グループは今年1月に世界一低価格小型車を発表すると共に、米フォード・モーター傘下の「ジャガー」および「ランド・ローバー」高級車部門を買収する計画をこのほど明らかにした。

 タタ・グループの業務内容は茶葉、綿紡績、電力、金融、不動産、食品、レジャー、通信、IT、自動車、鉄鋼まで各分野へ幅広くわたっており、サブグループに分かれていない単一の財閥としては、インド最大の財閥だ。グループの総裁ラタン・タタ氏は1月10日にニューデリーで開催されるオート・エキスポで約29万円の低価格で購入できる「国民車」を発表する計画だ。分析家らは、今回の発表は、世界の小型車価格において革命的な影響を与える可能性があると分析している。

 タタ・グループはこれまでに海外業務の拡大を目指しており、今年の1月中に約2300億円の提示額で「ジャガー」および「ランド・ローバー」を買収する計画を加えて、タタ・グループは2つの高級車ブランドを生産しながら、世界一の低価格小型車を製造・販売する企業でもあるとして、注目が集まっている。

 タタ総裁はインドの民衆の安全を考慮し、バイクの時代から自動車時代へ推進する目標に向かって、低価格国民車の設計にも参加した。タタ総裁は「我々は現時点では存在しない新しい市場を創造する力がある」とし、低価格国民車の年間販売数量は100万台に達する見込みだと意気込んでいる。

 一方、分析家らは、バイク使用者にしてみれば、もっと安価な中古車があるとし、バイクも10~12万円で購入できることから、タタ・モーターズの国民車にはあまり興味を示さないと指摘し、国民車は利益を生むまでに少なくとも3年はかかると分析した。

 タタ・グループは、低価格小型車のメリットはガソリンの節約ができるとし、最終目標はインドとその他の新興市場だと示した。これに対して、環境保護関係者らは、すでに混雑しているインドの道路が車の増加によって、さらに深刻な交通事情をもたらすと懸念している。一方、タタ・グループは、開発された小型車の汚染はバイクの汚染より少ないとし、成功を確信している。

 
(翻訳/編集・余靜)


 (08/01/02 07:45)  





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