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安徽省の高速道路で立ち往生するバス、その前でのどの渇きを雪でいやす旅客(大紀元資料室)

大雪で災難続きの中国=写真

 【大紀元日本2月9日】大雪による災害を中国では「白災」と呼ばれる。豪雪により、交通、通信、送電線路への深刻な影響及び破壊、遊牧民の安全と生活への被害を生じ、家畜の死亡、牧畜業の減産を招くことである。

 連日大雪に襲われた中国広東省は鉄道、自動車道の交通は広い範囲で遮断され、フライトの中止も相次ぎ、広州城では運輸の停止に伴って、物資の窮乏も起こっている。

 旧正月で帰省する旅客は目的地に向かう途中で足止めされ、四昼夜も待っていた人もいるという、道路の渋滞も激しく、ひどいところに18キロにも伸びた。

 広東の幹線鉄道となる北京-広州線、1月25日から電力線路の故障が発生、電力列車が止まっている、天気が持続的に悪化して、旅客はすでに豪雨豪雪の中で三昼夜も待っていた、広州駅に滞在する旅客は50万人に達したと推定された。

 交通幹線の遮断は物資の窮乏ももたらした。

 電力輸送ラインが中断したため、三峡、貴州、湖南から広東への送電が中断された、広東省は現在最も深刻な電力不足に陥った。

 鉄道の遮断により、駅は立ち往生する人々で混乱した。帰省を急いでいる出稼ぎ労働者は最も悲惨な状況だ。

 湖北籍の出稼ぎ労働者・李紅霞さんは混雑している広州駅で電車を待っている間に人の流れに押し合われて倒れ、緊急救助をされたが死亡、帰省期死傷事故の第1号となった。

 現場にいる保健所のスタッフの話によると、近日体調が崩れて治療を受けた旅客の人数はずでに7千に達した。

 下の写真は2月4日の広州駅である。(写真はすべてAFP/Gettyimages)
2008年2月4日の広州駅、旅客は警官の警戒を抜け駅に入ろうとした
2008年2月4日の広州駅、帰路を急ぐ旅客は駅に殺到する
2008年2月4日の広州駅、乗車券を手に入れるために混乱が起きた、1人の女性は混乱の中で踏まれて死亡
2008年2月4日の広州駅、1人の女性は突然気絶
2008年2月4日の広州駅、不満をぶちまける旅客
2008年2月4日の広州駅、駅の外でまた女性が気絶
2008年2月4日の広州駅、ホームで気絶した女性
2008年2月4日の広州駅、駅の外は混乱、旅客が転倒
2008年2月4日の広州駅、混乱の中で泣いている女性
2008年2月4日の広州駅、心身ともに疲れきった旅客
2008年2月4日の広州駅、乗車できたが、無事に目的地に辿り着くかと不安な面持ち


 (08/02/09 11:34)  





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