■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/03/html/d98724.html



パリの中国大使館ビルに侵入、中国の旗を降ろしたチベット人(大紀元)

世界各地のチベット人、北京五輪ボイコット叫ぶ

 【大紀元日本3月18日】チベット人の平和抗議に対する中共当局の武力弾圧は世界の注目を集めた中、16日、世界各地のチベット人らが抗議活動を相次いだ。北京当局に血腥い弾圧の停止を要求するとともに、各国に対しオリンピックのボイコットを呼びかけている。

 パリ

 当日午後、パリでは、約6百人のチベット人及び支持者らが、抗議活動を行った。国会議員のパトリック・ブロッシュ氏とセッソン市の市長に選ばれて間もないジャン-マルク・ブリュル氏が、抗議活動に参加した。ブリュル市長は、政府が利益関係のため、北京五輪を支持していることに懸念を示し、「我々がはっきりと北京五輪ボイコットを宣言します。」抗議者らが中国大使館まで進行し、抗議を行った。一人のチベット人が中国大使館ビルの上に上り、公衆の前で中国の国旗を降ろし、チベットの「雪山ライン」旗に換えた。

 インド

 同日、インド北部のダラムサラ市では、2000人近いチベット人が、ダラムサラ市街区からダラムサラまで行進し抗議を行った。途中、「ダライ・ラマ万歳」、「胡錦涛失脚」などのスローガンを叫びながら中国の国旗を踏みつけたうえ火をつけ不満を表した。

 米、日、オランダ、豪連鎖デモ

 チベット独立を主張する「チベット青年大会」主席のTsewang Rigzin氏は、全世界が注目している現在、チベット人が世界の注目を北京のオリンピックのフラッシュからチベット人の抗議活動の理由に転向させるべき、中共当局の残虐な本質を知らせなければいけないと話した。

 15日、100人以上のチベット人が、ワシントン中国駐米大使館前に集まり抗議を行った。同日ニューヨーク中国領事館の前でも数百名のチベット人が集まり抗議し、領事館に投石した数名が逮捕された。

 16日、「国際声援チベット組織」の発動の下、約400人がオランダのハーグにある中国大使館を包囲し、怒りをあらわにした民衆が中国の国旗を下げチベット旗に換えた。館内進入を企てたために最後には3人が逮捕された。

 豪州シドニー、メルボルンなどでも16日に中国領事館を包囲したデモ活動が起こっている。また、中国領事館に進入しようと準備された車が生卵と旗棒の攻撃に遭っている。

 日本のチベット人亡命者は16日、東京代々木公園で約100人のチベット人および支持者らが「チベットオリンピック」の聖火をリレーし、「中国はチベットから出て行け」等のスローガンを叫んだ。

 仏国会議員ラサ入りを要求

 仏国会多党派チベットグループのメンバー62人は15日、中国に対し彼らを視察のためにラサ入りさせることを要求した。このグループ内の声明には、チベットに対する血腥い弾圧について「目の前にある最大の独裁政権の背後に隠された醜い真相は世界の人々を呼び覚ます」とある。社会党の前文化大臣、ジャック・ラング氏は、フランスは北京オリンピックをボイコットすべきであると直言している。

 
(翻訳・坂本)