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中国山東省で起きた列車正面衝突事故

中国山東省:重大鉄道衝突事故、原因は五輪宣伝列車の脱線

 【大紀元日本4月30日】中国山東省ジーボー市で28日に発生した列車衝突事故で、北京から青島行きの五輪宣伝車の脱線は原因であることが判明した。死者70人、負傷者416人の重大事故であることもわかった。

 新華社によると、事故は北京発青島行きのT195列車が膠済鉄道のジーボー市に入り、カーブで10両目から17両目の車両が脱線し、対向してきた煙台発徐州行きの列車と衝突した。

 衝突した一部の車両は高所から下の畑に転落、窓は粉砕し、車体も変形した。周辺には血の跡がついている乗客の持ち物が散乱し、見るに耐えなかったという。

 報道によると、T195列車は2004年5月に「海之情(海の情)」と名づけられ、中国の初の「五輪宣伝列車」として開通した。車内、「五輪文化食堂車両」、「五輪文化高級車両」が設けられ、「五連特集番組」が放送されている。食堂車には「五輪画廊」が設けられ、「帆船の都」のイメージ大使、「五輪宣伝列車」などの活動が行われた。先月、五輪トーチの列車リレーも同列車で幕を開いた。

 脱線の原因について、中国当局は「人為的なミス」が原因と指摘、テロまたは治安問題の可能性を否定した。脱線した列車は制限速度が時速80キロの区間を、時速131㎞で走行していた。

 しかし、中国の多くのニュースサイトの掲示板では、4月17日に、誰かが中央テレビ局の掲示板で、五輪前に、ジーボー市政府に対する復讐行動として膠済鉄道、京広鉄道などを走る五輪宣伝列車を爆破するという予告があったという。天涯BBS論壇によると、この爆破予告は、いくつのニュースサイトで転載されていたが、すでに当局に削除された。


 (翻訳/編集・余靜)


 (08/04/30 08:08)  





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