■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/06/html/d69448.html



エネルギー価格高騰で国民食“フィッシュ・アンド・チップス”に影響=英国

 【大紀元日本6月3日】全世界のエネルギー価格上昇に伴い、もともと高値であった英国のエネルギー価格も高騰し、交通費をはじめ、日常生活費の値上がりラッシュに一般庶民はあえいでいる。

 *各家庭のガス代計算書は毎年1千ポンドを超す

 各エネルギー会社のガス価格値上げにより、現在、ガス卸売価格はすでに昨年の2倍となっている。英紙「ザ・サン」によるとenergyhelpline.comのマーク・トッド(Mark Todd)氏は、もし2倍になったガス価格を消費者に転嫁するならば、各家庭はガス価格の値上がりは64%に直面する。この計算では英国各家庭の毎年のガス代が1千ポンドの大台を突破することになる。すなわち、現在平均する一戸ごとの毎年665ポンドのガス代が1091ポンドにまで急騰するという歴史上最高記録となることを意味する。ちなみに2002年、英国各家庭では320ポンドで済んでいた。

 *英国の国民食「フィッシュ・アンド・チップス」50%値上がり

 「フィッシュ・アンド・チップス」は英国人に人気のテイクアウトの食べ物である。一度イングランド3島で「英国の十大特色」というアンケートを行ったところ、フィッシュ・アンド・チップスは73%のトップとなった。また、英国女王とバッキンガム宮殿での得票率はそれぞれ64%と58%。しかしながら、これらおなじみの英国料理は現在の価格の4・5ポンドから6・75ポンドに値上がりするという。エネルギー価格とともに、材料の魚のコストが上がるからである。

 英国メディア5月30日のデータによると、各漁船が消費する燃料費は昨年1リットル31ポンドから1リットル60ポンドに上昇。もし原油価格が1バレル200ドルを上回るならば、魚をとる費用も急騰するという。英国漁業当局はすでに、魚を取るための運搬費用の増加により、海産物の価格も大幅な上昇を見せると発表している。

 
(翻訳・坂本)