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新京報が掲載した写真。1989年6月4日、中国共産党軍隊が民衆に向けて発砲し、危険を顧みずに負傷者たちを救助した北京市民(六四ファイルネットwww.64memo.org写真)

天安門事件写真掲載、「新京報」緊急回収=北京

 【大紀元日本7月27日】北京「新京報」は7月24日、元AP社駐北京特派員・劉香成氏の独占インタビュー記事で劉氏が「天安門事件」当時現場で撮影した写真を掲載したため、中国当局が市場で流通しているすべての「新京報」を緊急回収し、同紙のインターネット版関連記事も削除した。香港「明報」が伝えた。

 情報筋によると、当局は五輪開幕前に北京のメディア関係において、この「深刻な政治事件」の発生に対して原因追求するよう命じた。今回は、上層部幹部、紙面編集および取材する記者多数が巻き添えになると予想される。

 「新京報」は、中国共産党の主管する全国紙「光明日報」と、同党広東省委員会機関紙「南方日報」の共同出資で2003年に創刊された北京の人気大衆紙。しばしば当局の統制をかわして大胆な取材やスクープを掲載していたが、当局の報道規制により、2005年12月に編集局長など主要幹部らが更迭されたこともあった。

 情報筋によると、「新京報」が掲載した写真の記事は「30年間改革開放関連取材シリーズ」の一環で、表題が「私は写真で中国の歩みを記録した」の劉香成氏の独占インタビュー。記事の中で、劉氏は19年前に起きた天安門事件および事件内容に言及していないという。

 しかし、記事の横に劉氏が撮影した4枚の白黒写真が掲載されている。その内、右下の写真「負傷者」は、市民が三輪車で負傷者を搬送している模様だが、解説はなかった。情報筋によると、この写真はかつて世界中の多くのメディアに掲載されていたとし、劉氏が1989年6月4日に北京市街で撮ったもので、戒厳部隊の発砲によって負傷した男性が病院へ運ばれた模様だという。

 今年57歳の劉氏は香港生まれで、幼少のころは中国福州の実家で過ごしたのち米国に渡り、米ニューヨーク市立大学を卒業した。80年代初頭、劉氏はAP社の駐北京特派員として派遣された。

(翻訳/編集・余靜)


 (08/07/27 09:05)  





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