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北京の外来民工、五輪前に整理

 【大紀元日本7月29日】北京は2008年五輪の二年前から、市内の大規模工事の各工程に民工を大量に招来してきたが、五輪が近づくにつれて、これらの民工を大量整理してその郷里に帰している。

 市内ではあちらこちらで喧騒な工事現場の音が鳴り響き、2008年の五輪を迎えるにあたり、北京は二年前から9000箇所で土木工事を行い、当局は、総ての工程は2007年末までに完成させ、それによって競技にふさわしい環境を目指してきた。

 工事現場付近では国内各所から来た民工が見られ、彼らのための廉価な食物市場も提供されていたが、工程が一つ終わるたびにこれらの民工と食物市場は市外に追放され整理された。さらに悲惨なことには、これら民工の師弟が通う学校が次々に閉鎖された。

 これらの民工は故郷を離れて北京に来ても、あるときには賃金が不払いであったり、職務中に怪我をしても補償もなく、平常は狭い宿舎にすし詰め状態で生活しており、三食も自分で解決しなくてはならない。故郷に強制送還されても、頼るところもないのが現状で、明日をも知れない生活に心中穏やかでない。

 (08/07/29 22:36)  





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