■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/07/html/d54967.html



イギリスの研究者が新技術を駆使して開発した節水洗濯機は、通常の洗濯機の2%の水で洗濯の全過程を完了することができる。新型洗濯機の世界的な普及で、水資源の不足を緩和することが期待されている。 (TOSHIFUMI KITAMURA/AFP/Getty Images)

新型の節水洗濯機 コップ1杯の水で洗濯可能

 【大紀元日本7月22日】省エネルギーで環境を保護する意識が高まっている現代社会において、多くの家電業者は省エネ製品の開発に力を注いでいる。イギリスのリーズ大学(Leeds University)の研究者は、最近コップ1杯の水で洗濯できる新型洗濯機の開発に成功した。

 水の使用量は一般洗濯機の2%

 イギリス「デイリー・メール」紙の報道によると、この新型の洗濯機は、数千本の帯状の吸着テープを利用して洗濯物の汚れを除去する。これらの吸着テープを洗濯槽内で洗濯物と一緒に回転させ、同時に特製の洗剤を投入することによって、1カップの水だけで洗濯の全過程を完了することができる。水の使用量は、一般の洗濯機のわずか2%である。

 帯状の吸着テープは、使用後毎回洗浄処理する必要があるが、約100回使用することができる。これは一般家庭の6か月間の洗濯回数に相当する。開発者の話によれば、この洗濯機に使われる洗剤は、人体にも環境にも無害なものだという。

 新技術で世界的な水不足の緩和に期待

 水資源の不足は、すでに世界的な問題になっている。国連発展計画署の報告によれば、現在、全世界でおよそ11億人が、生活用水の不足に直面している。一方、イギリスに限って言えば、過去15年間で、洗濯機の水使用量は23%増加した。現在、英国の全家庭で衣服などの洗濯に使われている水の量は一日約4億5500万リットルに達している。多くの専門家は、もし、この新型洗濯機の技術が全世界に普及すれば、水資源の節約に大いに貢献できると期待している。

 この洗濯機は、現在まだテスト段階であり、早ければ、来年の初めごろに発売されると予測されている。

(翻訳/編集・文子)