■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/07/html/d75000.html



北京五輪開幕式欠席の意思を再度表明したカナダ・ハーパー首相(Getty images)

カナダ首相、北京五輪開幕式欠席の意思変わらず

 【大紀元日本7月18日】今年4月に北京五輪開幕式欠席を表明をしたカナダ・ハーパー首相はこのほど、周囲の圧力を受けながらも再度欠席の意思を表明した。野党からは首相の出席を求める声が出ている一方、国際貿易大臣マイケル・フォーティエ氏(Michael Fortier)は、首相の欠席がカナダと中国の関係を破壊するようなものではないと主張している。

 ハーパー首相は今年4月、スケジュールが合わないことを理由に北京五輪開幕式を欠席することを表明した。この発表は、今年3月に起きた中国によるチベット弾圧事件のすぐ後だったことから、中国ウォッチャーは首相の欠席は明らかに中国政府の対応を批判するものと分析していた。

 自由党の外交事務評論家ボブ・ラエ氏(Bob Rae)は、ハーパー首相の北京五輪欠席はカナダと中国の関係にマイナスであり、人権問題の改善においてはなんの進展ももたらさないだろうと批判している。

 一方、フォーティエ大臣は、首相の五輪欠席がカナダと中国における経済的、政治的な関係に影響することはないと反論している。

 ハーパー首相以外に、英ブラウン首相、独メルケル首相も北京五輪開幕式の欠席を表明している。また、EU首席ハンス=ゲルト・ペテリング氏(Hans-Gert Pottering)も先ごろ同開幕式へは不参加という声明を出している。

 
(翻訳・坂本/編集・田中)