【大紀元日本8月5日】五輪開催直前になっても、オリンピックの通信安全を守るためという理由で、中国当局はオリンピック競技の開催都市で全面的なインターネット封鎖を行っている。
7月25日から8月25日までの期間、インターネットサイトの運営側によるすべてのメンテナンス作業を禁止するほか、期間中に中国当局に歓迎されない情報を掲載した場合、該当のサイトを封鎖するだけでなく期間中の再開を許可しない、と定めている。
河南省からの情報によれば、現地政権が、電子掲示板範疇のすべてのサイトをもすべて閉鎖すると通達した。従わないサイトについて、強制的にそのサーバーをシャットダウンする。また、オンライン広告で登録していないテンプレートも閉鎖の対象になるという。
オリンピック競技が行われない広州市も、今回のネット封鎖の対象になる。
数日前に、中国当局は期限付きで一部のニュースサイトへの封鎖を解除したが、当局が好まない多くのサイト、国境なき記者団や、チベット、法輪功、6・4天安門事件のサイトなどは依然封鎖されたままである。封鎖が解除されたサイトについても、当局の情報封鎖の対象となるキーワードで検索した場合、関連の情報が表示されないという。
(翻訳・編集/叶子)
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