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北京米人夫婦殺傷事件、真犯人は別人=消息筋

 【大紀元日本8月15日】北京市観光名所の鼓楼で8月9日に起きた米人夫婦ら3人が殺傷された事件について、当局は犯人が浙江省杭州市出身の唐永明(タン・ヨンミン)容疑者(47)で、犯行直後に飛び降り自殺したと発表しているが、動機などが疑問視されている。このほど、情報筋により、真の犯人は別人であり、また飛び降り自殺と称された人も唐永明容疑者ではなく、一人の女性陳情者であることがわかった。

 真犯人は別人、事件直後に逃げた

 消息筋によると、現在入手した証拠と調査結果から推定して、米人観光客殺傷事件は中国共産党高層の某一派が計画的に画策したことであり、殺し屋が買収されたもので、人を殺した直後に逃げたという。

 それによると、「当時警備が厳重で、公安の保安が多く、凶器を鼓楼に持ち込む者は(普通)安全検査を通れるはずがない」という。

 秘密裏に行われた調査によると、事件発生後、殺人現場付近の商店で働く女性店員が目撃した状況によると、真の殺人犯は背がとても高く、スーツ姿で、見たところ30~40歳の男性だったという。

 また、彼女によると、殺し屋の動作はとても鋭敏で、使ったあいくちは軍用の両面の刀であった。人を殺した後、周囲の人が気づいた時、彼はすで消えていた。殺人の際、殺し屋に一番近い保安は大体20歩余りの距離にいたが、保安は何も反応しなかったという。

 公安が女性の陳情者を突き落とした

 消息筋はさらに、飛び降り自殺と称された人も唐永明容疑者ではなく、一人の女性陳情者だとし、その女性が自ら飛び降りたのではなく、公安によって突き落とされて死んだのだという。

 調べによると、亡くなった女性は、河北省から陳情に来て、手元に冤罪事件の材料を持っていた。

 当局の口裏工作

 10日の「東方日報」によると、北京東城区鼓楼の周りに観光客向けの商売をする店舗はたくさんあり、事件当時営業していたが、事件のことを尋ねられると、頭を横に振ったり、見ていなかったと言ったり、特別なことはなかったとして、沈黙している。

 報道によると、北京市政府はこの事件に関するニュースリリースは必ず市政府を通してやらなければならないと命令を通達しているという。負傷者が入院しているはずの協和病院に安否を確認すると、入院していないと否認された。後に病院は封鎖され、外来者は出入り禁止となった。

 調査は継続=情報筋

 このように殺し屋と公安が結託している構図が見えるが、情報提供者は「この事件をさらに調査していくつもりだ、中国共産党の内部闘争は白熱化に近い。私達はまだ突破しなければならないところがいくつかある」という。

 情報提供者はさらに例を挙げた。8月6日、前門を通る10路線の公共バスで爆破事件が発生し、50歳代の女性が足にやけどを負った。それほど大きな傷ではないが、及ぼした影響は非常に悪かった。北京オリンピック前のもう1つの自動車爆破事件も、中共高層の腐敗、テロ勢力と関係があり、一部のものはとても凶暴残虐だという。

 
(記者・方暁、編集・翻訳/金本)


 (08/08/15 21:03)  





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