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北京米人殺害事件:自殺した容疑者の遺書、「人民の苦しみに注目を」

 【大紀元日本8月11日】北京市東城区の観光名所「鼓楼」で8月9日に米人男性観光客1人が殺害され、米国人と中国人の女性2人が負傷した事件で、自殺した唐永明容疑者の遺書と見られる書簡がインタネットで広がり、ネットユーザの間で論議を呼んでいる。当局はすでに関連の書き込みを削除したという。

 あるネットユーザは唐容疑者から電子メールで遺書を送られてきたと言い、遺書を公開した。遺書の中で、「この残酷な行動を取ったのは、気が狂ったからのではなく、この行動をもって中共統治下の人民の苦しみに目を向けてほしいと世界の世論に訴えるためである」と記されている。さらに、「北京オリンピックが人々に与えた苦痛は明日の悲劇(注:殺人事件を指す)よりも深刻なもので、(中略)汚職幹部の罪は許しがたいものだ」との記述もあった。遺書を発表する理由について「誤解と流言を防ぐために」としている。

 この遺書の真偽について結論が出ておらず、当局は遺書の存在を言及していない。しかし、ネットユーザの間では遺書の真偽ではなく、暴力をもって暴政に反抗する同容疑者の行動を理解する書き込みが目立っている。また、唐容疑者が株の投資家で、オリンピック開幕直後に株式市場が急落し、多額の損失をこうむったため、事件を起こしたという内容の書き込みも見られた。遺書の内容も含めて、これらの書き込みはいずれも削除されたという。

 自殺した唐容疑者の犯行動機について、事件直後、当局は離婚など不運によって生きる勇気を失い、その鬱憤を発散させるためと公表した。現在、同ページも削除されたという。

 
(翻訳/編集:高遠)


 (08/08/11 19:57)  





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