■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/08/html/d70507.html



取材を受ける外国人抗議者を撮影する中国警察(Getty Images)

米政府、中国に身柄拘束中の米国人釈放求める

 【大紀元日本8月25日】米政府は8月23日、北京市でチベット弾圧を抗議したため逮捕された米国人8人について、中国当局に即座の釈放を求めた。8人は10日間の身柄拘束が処されている。

 米国駐北京大使館のスーザン・スティブンスン報道官はAFP通信の取材に応じ、米国政府関係者は8人と面会し、中国当局に即座の釈放を求めている、と明らかにした。

 同報道官は、中国当局には五輪期間中に、民衆が有すべき言論と宗教の自由を含め、人権への尊重を示すのを期待していたことを示し、「中国政府が五輪開催を機会に、その寛容さとオープンな姿勢を示さなかったことに失望する」とコメントした。

 中国外交部の報道官は米国の要求に関するコメントを拒否したという。

 8月19日、北京市内でチベット弾圧を抗議する小規模の活動2件が発生した。参加者の米国人8人、英国人とドイツ人それぞれ1人が当局に連行され、「公共秩序かく乱」の罪で10日間の身柄拘束を言い渡された。うち、抗議現場の撮影を試みる米国人市民記者2人が含まれている。

 国境なき記者団によると、2人の記者は米国のジェフ・レイさん、とブライアン・コンレイさん。彼らは北京市で「自由チベット学生組織」が発起する抗議活動を追跡報道し続けていた。

 英国外務省は8月22日、逮捕された英国人女性の名前はマンディ・マッケーオンさんで、10日間の身柄拘束後8月31日に英国に送還される、と公表した。

 チベット支援団体「自由チベット学生組織」によると、五輪開催されて以来、すでに47人のチベット問題の支援者が五輪期間中に抗議したため逮捕された。

これまで、中国当局が外国人抗議者に対して拘束の当日か翌日に中国から退去させる対応を取っていたが、19日以来対応の仕方が一変して逮捕し、「公共秩序かく乱」の罪で10日間の身柄拘束を言い渡すようになった。

(翻訳・編集/叶子)