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「フース・プフレーゲ」のベテラン治療師ヴァイスバートさんによる治療(撮影=エリカ)

【ベルリン便り】足の美容・理容・治療院「フース・プフレーゲ」

 【大紀元日本9月25日】髪が伸びた、髪にトラブルがある、ヘアースタイルを整えたいなどというときには、床屋なり、美容院なりへ出かけますね。では、足の爪が伸びた、足にトラブルがある、足をきれいにしたい、そんなときにはどうしますか。

 日本ではあまり見かけない、ドイツの足の手入れ専門店ともいうべき「フース・プフレーゲ」を紹介しましょう。ドイツでは、自分で足の爪が切れない人、タコ・魚の目・巻き爪などの痛いトラブルがある人、糖尿病で足の神経が麻痺していて自分で爪を切ると危険がある人、そして、もちろん、足の手入れをしてペディキュアをしたい人などはフース・プフレーゲを訪ねます。

 1年前から巻き爪に悩まされ、外科医からは手術で古い爪をはがし、新しい爪が生えてくるのを待つしか方法はないでしょう、といわれていた記者は、物は試しとフース・プフレーゲを訪ねてみました。相談にのってくれたのは、この道30年のベテラン、ヴァイスバートさん。「それ程ひどくはない。大丈夫ですよ」と七つ道具をトレイに揃えて、治療を始めました。形の異なる爪切りとメス数種類、それに、電動やすりを巧みに使って、テキパキと手を動かしながら、「足を圧迫するような靴は履かないよう」「手や顔と同じように足と爪にもクリームを塗って、乾燥を防ぐよう」「ビー玉を足の指でつかんで足の裏の筋肉を鍛えるよう」など次々に足の手入れ法を指導してくれました。最後にクリームを塗って、足がツルツルに仕上がるまで約40分。因みにお値段は日本円に換算して、2000円程度。なんと、靴を履いても、歩いても違和感なし、すっかり痛みも消えていました。

 店の待合室にいた年配の女性に話を聞いてみました。「今日は、夫の付き添いで来たんですよ。彼は糖尿病で足の神経がダメになり、熱さ、冷たさ、痛みも感じないんです。それで今日は、お医者さんの指示で爪切りと魚の目の治療に来ました。私ですか? 私は十年以上馴染みのフース・プフレーゲのところにいきます。そうですね、6週間に1度ぐらいでしょうか」というように、医者の処方箋があれば、健康保険が適用されます。

 フース・プフレーゲは、理容師、美容師と同じように、国家試験に受かった専門職です。ヴァイスバートさんは、普通のフース・プフレーゲの資格だけではなく、医療として足の手入れをするポドローゲの資格を持っているので、医者の処方箋を持って治療を受けに来る患者の治療にも当たります。彼の店では、フース・プフレーゲが数人交替で働いていますが、フース・プフレーゲの教育は普通2年で、ポドローゲの資格を取るには、さらに2年勉強する必要があります。自分の店を持つにはマイスター試験という、さらに上級の試験に合格しなければなりません。

 「店を訪れる人の年齢層は様々ですが、やはり年配の人が多いですね。日本では、自分で爪が切れなくなったお年よりはどうするのですか。日本でも「フース・プフレーゲ」ができるといいですね。よろこばれますよ。」とヴァイスバートさん。

「フース・プフレーゲ」のベテラン治療師ヴァイスバートさん(撮影=エリカ)

ヴァイスバートさんの「フース・プフレーゲ」の店内(撮影=エリカ)

(記者・エリカ)

 (08/09/25 15:29)  





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