■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/09/html/d12710.html



偽造氾濫の中国を皮肉る詩、ネットで話題

 【大紀元日本9月20日】中国の偽造商品、環境破壊、食品の安全問題が次々と明るみになる中、汚染された中国社会を風刺する現代詩がネットで話題を呼んでいる。

 現代詩のテーマは、ごく普通の中国サラリーマンの一日。朝の起床から夜の就寝まで、サラリーマンが直面する有毒製品、環境汚染、偽物商品などが分かりやすく詠まれている。

 「朝起きたら、ジエチレングリコール (diethylene glycol、有毒の有機化合物)混入の『田七・歯磨き粉』で歯をみがき、藍藻に汚染された水で顔を洗う。息子には、メラミン混入の『三鹿・乳児用粉ミルク』を飲ませ、自分は闇工場でつくった豆乳と硫黄で漂白した蒸しパン、あるいはダンボールで作られた「肉まん」を食べる。お腹がいっぱいになったら家を出る。大きく深呼吸して究極の汚染空気を思い切り吸い込み、二つに折れた「九江大橋」のそばを通って会社へ行く。

 昼は、同僚とスーダンレッド(発がん性のある合成着色料)で染められたフライド・チキンを主食に、ベンゼン含有のコーラを飲む。夕方は、友人とレストランで飲み会だ。下水道から回収した廃棄油で作った野菜炒めと、避妊薬で育ったアナゴの煮込み、排水溝に生息したザリガニの唐辛子味噌炒めを注文し、ホルムアルデヒド(有機化合物)混入のビールを飲み干す。食後、オーナーからは重金属が安全基準の100倍にも達する中国茶をサービスされる。精算の際、不運にもつり銭に偽札が混じっていた。

 ようやく家に着き、寝床に入ろうとしたら、リフォームしたばかりの部屋はホルムアルデヒドが充満、涙とくしゃみがとまらない。仕方なく、頭まで『黒い再生綿』で作られた布団にもぐりこむ。40万元も残る家のローンを考えると、なかなか寝付けない・・・」

 このほど発覚した乳児用粉ミルクの有毒物質混入事件後、多くのネット利用者から、いまや「国産」と聞いただけで怖くなる、などのコメントが寄せられている。

(翻訳編集/叶子)