■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/09/html/d24679.html



中国当局の政策批判をしたため逮捕されたアブルサさん

中国当局批判のウイグル女性、逮捕される

 【大紀元日本9月13日】新疆ウイグル自治区の政府ラジオ局のウイグル人職員がインターネットで対ウイグル人政策を批判したため、懲戒免職された上、逮捕されていたことがこのほどわかった。

 ラジオ自由アジア(RFA)の報道によると、同自治区の政府メディア「新疆ラジオ局」の広告部のウイグル族人女性職員アブルサさん(音読,29歳)はインターネットで文章を掲載、中国当局が同自治区でウイグル族に強制している(漢族の言語)共通語教育を批判したため、1ヶ月前に、現地の公安当局に逮捕され、ラジオ局も彼女を懲戒免職した。

 ウイグル族は自分たちの民族の言語を有し、漢族が話す共通語はまったく通じない。2004年から、中国当局は同自治区のウイグル族人学校で共通語による授業を強制した。その政策はウイグル族にとって、中国共産党に同化させるための策略であり、民族への侮辱であると受け止められている。

 今回の事件発生後、同ラジオ局はラジオ自由アジア(RFA)の電話取材に対し、コメントを拒否している。対応に出たある男性職員は間接的に事柄を認め、同事件は現地では非常に敏感な話題であるため、関連の情報提供ができないと答え、記者に他のルートで確認するよう提案した。

 現地の公安当局と政府関係者も事件に関するコメントを拒否している。

 国外のウイグル族支援団体「世界ウイグル大会」のスポークスマン、ディリシャティ氏は、入手した情報によれば、逮捕されたアブルサさんは中国の法律に違反していないとし、「彼女はただ異なる観点を示しただけである。例えば、ウイグル語の使用権利や、母国語による学校教育の権利、宗教自由などの問題」と説明、「現地のウイグル族が、あらゆる面で、ちょっとした言論や行動だけでも、厳しい懲罰を受けることはよくある」ことを明らかにした。

 
(翻訳編集・叶子)