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注目を集めている「焼き芋売り」

本物or偽物? 「汚職官吏」ブランドの焼き芋売り

 【大紀元日本11月28日】官僚腐敗のすさまじい現在の中国社会には、それを原因とする民衆の不満が充満している。そのような中、一人の「焼き芋売り」の写真が、その真偽のほども含めて、いま中国のネット上で話題を呼んでいるという。

 11月27日の天津北方ネットによると、その写真とは、露天で焼き芋を売る30歳ぐらいの男性。自転車を改造したリヤカーにドラム缶を乗せて焼き芋を売っているところは、何の変哲もない焼き芋売りだが、背後に下げられた赤い布に、黒々とした墨書きで「貪官牌(汚職官吏ブランド)の焼き芋」と記されている。

 その「紅大字報(赤い壁新聞)」には、「(汚職官吏の)皮を剥ぎ取って食べれば、自分の腹もふくれるし、日頃の鬱憤も晴れるよ」と、焼き芋の食べ方とその効果も書かれている。

 ドラム缶の上には、ほどよく焼けた芋が並んでいるが、そのいくつかには「秦檜」などのマイナスイメージの名札がつけられている。秦檜(しんかい)とは、南宋時代の高官であるが、北方から攻めてきた異民族と妥協しようとして英雄・岳飛を陥れたため、中国では悪官の代表とされている人物。

 この一枚の写真をめぐり、中国のネット上には、「よくぞ言ってくれた」「僕もこの焼き芋を食べて憂さ晴らしをしたい。この人どこにいるの。誰か教えて」と賞賛する意見がある一方、「問題があるなら関係部署へ訴えるべきであり、このような抗議の仕方は良くない」などという反対意見もでた。

 あるいは、「これは画像処理ソフトで作ったフェイク写真ではないか」「焼き芋売りの手はもっと黒いはずだが、この写真の手は黒くない」というような懐疑的意見もあって、その真偽のほどは定かではない。

 
(翻訳編集・鳥飼)


 (08/11/28 12:42)  





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