■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/11/html/d69897.html



ダライ・ラマ、チベット自治権拡大に悲観論

 【大紀元日本11月5日】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世はこのほど、中国政府に対して、チベットにおけるチベット人による自治権拡大を求めていくことをあきらめていると表明した。ダライ・ラマ14世は、チベット人に対して、今後中国側との対話をどう進めていくのか決めてほしいと求めた。

 10月26日、チベット亡命政府のあるインド北西部のダラムサラで、ダライ・ラマ14世はチベット語で、「長い間、私は一貫して誠心誠意で中国側と会談を進めてきたが、しかし、中国側からは真摯な対応を受けたことがない」と話した。

 ダライ・ラマ14世はこの異例とも言える表明の中で、「この件について、私個人としては、すでにあきらめている」と率直に述べた。

 ダライ・ラマ14世は「チベット問題は私ダライ・ラマ個人の問題ではなく、600万人のチベット人の問題だ。私はすでにチベット亡命政府に対して、真の民主亡命政府の立場でチベット人とともに、今後の中国政府との対話路線継続に関する行動方針を話し合うよう要求した」と話した。

 ダライ・ラマは中国側と会談を行う予定の10月末より前に以上のように発言した。

 
(翻訳・坂本)