印刷版   

最近、南京から広州へ、グルメの胃袋を満足させるため5千匹の子猫が運ばれた。写真は2匹の野良猫(Getty Images)

広州へ出荷される食用猫

 【大紀元日本12月18日】南京の西駅に最近、子猫が詰め込まれたたくさんの木箱が出現した。子猫はおよそ5千匹。広東省広州へ運ばれグルメの胃袋を満足させる。これらの子猫の運送手続きは済んでおり、愛猫家たちは運ばれてゆく猫をただ見ている事しか出来ない。

 「重慶晩報」によると12月4日、南京汽車西駅5番ホームには小型車で運び込まれた木箱が3、4段に積まれ、中には千匹以上の子猫が詰め込まれており絶え間なく鳴き声が聞こえてくる。

 駅職員の話では、猫販売業者が子猫を広州に運ぶために汽車を使用してすでに3日目だという。この3日間で約五千匹の子猫が運ばれたそうだ。

 子猫たちを救うため、現地愛猫家は警察に通報し阻止しようとしたが、運送責任を引き受ける中鉄快運公司が関連文書を発行し証明手続きが済んでいる事から警察も子猫を差し押さえることが出来ず、輸送を阻止することも出来なかった。

 猫が家畜動物に属することから中国鉄道運輸規定に基づき、これらの動物を運送するときは動物消毒証と検疫証さえあればよいとされている。また、これら広東省に子猫を運ぶには江蘇省沭(シュ)陽県獣医検査所が発行した検疫証のほか動物消毒証がある。

 ネット上でこの情報を伝えたユーザーによると、広州に運ばれた後の子猫の運命は“活猫の水煮”であり、この作り方は棒で猫の頭を叩き気絶させ、沸騰した湯で煮る。毛皮を取り去った後、スープにするという。

 広東省では、一日におよそ1万匹の猫を食用に使われている。有名な広東料理「龍虎鳳」は蛇、猫、鶏を一緒に煮込んだ料理だ。冬は猫肉の売れ行きが良いという。

 江蘇省省沭(シュ)陽県の猫販売業者は、「ある人は野良猫、他人の家の猫を捕まえてくる。一日、二日のことではないし、猫を盗むのも一人、二人の話ではない」と話している。

 猫を捕まえる人は毎晩およそ20匹を捕え、一匹の売値は最低10元。買取られる猫は毎晩、少なくとも100匹から300匹。その後、仕入業者に売るか、直接市場に出荷される。

 野蛮な“食猫”行為に中国大陸のネットユーザーの多くは反対しており、政府に猫肉の食用禁止の規定を公布するよう呼びかけている。

 しかし、あるユーザーは、「猫を食べることが残忍なら、豚、牛、羊、犬、鶏、鴨、魚などを食べる事も残忍ではないか。なぜ猫が可哀想がられる特権を持つのか。肉を食べている人に猫肉を食べる人を批判する権利はない」と指摘している。

 
(翻訳・坂本)


 (08/12/18 06:40)  





■関連文章
  • 中国広州市:政府関係者装う暴力事件、タクシー運転手数百人抗議(08/11/29)
  • 広東省・東莞市、玩具工場で集団抗議事件発生(08/11/28)
  • 数百人の退役軍人、警官と衝突=広東省(08/11/28)
  • 中国広東省:相次ぐ倒産の波、緊急事態に(08/11/14)
  • 交通事故で数千人が警察中隊を包囲、負傷者60人=広東省(08/11/09)
  • 103歳老女、驚異の暗算スピード=中国広東省(08/11/06)
  • 中国最大の輸出品見本市、諜報員と盗聴設備設置=商務部元幹部(08/10/31)
  • 中国広東省:蜜蜂の突然大量死、養蜂業に大打撃(08/10/28)
  • 広東省広州市、珠江が汚水で真っ黒(08/10/23)
  • 中国広東省肇慶市:田畑で建設工事強制執行、暴行される農民たち(08/10/17)
  • ワニ200匹逃げ出しに抗議、住民千人近くがデモ=広東省珠海市(08/09/29)
  • 水上娯楽施設大火災、死傷者不明=中国湖南省(08/09/24)
  • 都市飲用水の深刻な汚染、水質合格率30%未満=中国広東省(08/09/17)
  • 道路が突然陥没、走行中の車両が巻き込まれる=中国広東省(08/09/09)
  • 広東省;珍しいマミズクラゲが連続出現(08/09/02)