FTSEラッセル、一部指数から中国企業8社を除外へ

2020/12/06
更新: 2020/12/06

[ボストン/ワシントン 4日 ロイター] – ロンドン証券取引所(LSE)傘下で金融商品指数を算出しているFTSEラッセルは4日、FTSEグローバル株式指数シリーズなどから、中国監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)など中国企業8社の株式を除外すると発表した。

実施は12月21日から。トランプ米政権が3日、投資を禁じる中国軍関連企業に半導体メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)や石油大手の中国海洋石油集団(CNOOC)など4社を追加したことを受けた措置という。

除外対象となるのは、ハイクビジョンのほか、中国鉄建やチャイナ・スペースサット(中国東方紅衛星股分有限公司)など。

同社は、指数の利用者などからのフィードバックに従うとともに、投資を制限する制裁措置が課された場合の手順に則って決定した、としている。

FTSE中国指数などにおける8社の扱いについては検討中としている。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

Reuters
関連特集: 国際