■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/01/html/d41387.html



エドワード・マクミラン・スコット氏がクインズランド大学で「中国共産党の政権は依然凶暴残忍で、偏屈な独裁体制である」と表明した(大紀元)

私は中共に騙された=欧州議会副議長

 【大紀元日本9月1日】欧州連合(EU)議会副議長エドワード・マクミラン・スコット氏はブリスベーンの公開講演において、10年前、中国共産党(中共)政府の捏造に騙され、しかも、騙された情況の下で、無意識に中共のための「偽証」を行なったと述べた。

 スコット氏は8月23日、クインズランド大学で米官吏の質問に対し、法輪功学習者を対象とした臓器狩りの訴えに関与している中国蘇家屯病院への調査を行ったことに言及しているうちに、10年前のこの出来事を思い返した。同氏は、10年前にイギリスのチャンネル4(テレビ局)放送の記録映画において、上海にある孤児院が、孤児たちを収容したら死ぬまで閉じ込めた内幕を明かしたことを述べた。

 10年前、スコット氏は欧州議会の外交事務委員会のために中国関連の事務報告を書いていた。記録映画が放送されてから間もなく、スコット氏は同報告のために特に中国に出向き考察を行った。上海に到着後、彼はあの孤児院を見に行きたいと中国官吏に要求した。これに驚いた中国官吏はマクミラン・スコット氏のスケジュールに入っていないと説明したが、しかし彼の強硬な申し入れにより承諾してくれた。

 その後、彼がこの孤児院を訪ねた時には、国際標準レベルに達した1つの「モデル」孤児院として、子供達は幸せそうに快活に笑っており、従業員は慈愛に満ち、すべての設備などが非常に綺麗な状態を目にした。

 彼がイギリスのテレビ局がデマを飛ばしたことに対して、心の中で咎めているうちに、一冊のゲストブックが彼に手渡された。随行している中国官吏は彼に伝言メッセージを頼んだ。彼は喜んでこの孤児院に対する賛美麗句を残した。彼が賞賛した後に、多くの外国人はこの孤児院の見学に招かれている。「見たものは確実だ」ということに基づき、彼らは皆、孤児院に対する称賛を贈ったと、マクミラン・スコット氏は語った。

 しかし、イギリスに帰国後、スコット氏はあの記録映画の流した内容がすべて事実だということを確信しただけではなくて、上海近くにある年齢の少し上の孤児を収容している孤児院にも同様なことが発生した。彼は中国共産党の造った仮装に騙されただけではなくて、さらにこのような捏造のために裏書したと言った。

 彼は講演の中において次の話を持ち出した。10年前の中国の旅を引き継いで、今年の5月、再度中国へ「真相」の検証に足を運んだ。彼の印象としては、中国の経済は発展を遂げてきたが、しかし政治と公民の自由、および中共当局の民衆への抑圧といった点からからすると、この10年来、中国は後退しており、進歩ではないということに言及した。

 スコット氏は「私の結論としては、中共政権は依然凶暴残忍で、偏屈な独裁体制である」と批判した。中共の法輪功への弾圧は「ジェノサイド」(集団殺害及び集団虐殺)の意に完全に一致している。法輪功は組織、行政体系の特徴を持っていないため、中共に掌握されにくいからこそ、この点において中共の法輪功を弾圧する1つの重要な原因であると述べた。

 オーストラリア政府の野党は一致して公然と、中共の法輪功学習者への弾圧の非難告発に対する、さらなる国際調査を行うべきであると表明した。そのため、同氏はオーストラリアの旅で得た成果に非常に満足していると語った。更に、彼は政界の中心人物、学術、医学と法曹界の人士とともに特別な国際法廷の設置をし、法輪功学習者の臓器狩りに対する犯罪調査を行い、更には刑事責任を問う可能性があるかどうかについて検討していくと語った。

 
(記者・曾妮)