■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/01/html/d54255.html



中国大使館正門に向かって訴える(大紀元)

東京・中国大使館前:人権活動家ら、迫害停止訴える

 【大紀元日本1月10日】中国に共産党政権が誕生して60周年、六四天安門事件20周年となる2009年が明けた。

 しかし中国共産党統治下の中国では、法輪功学習者への残酷な迫害をはじめ、人権活動家や人権弁護士、あるいは地下教会など信仰の自由を求める宗教団体への不当な人権迫害が依然として続いている。さらに、チベット・ウイグルなどの諸民族に対する暴力的政策など、中共の非人道性は21世紀の今も止むことがない。

 昨年8月には、「人権を守れ」という世界の良識ある人々の声を無視して、北京五輪が強行開催された。2001年のIOC総会で、2008年夏季五輪開催地として北京が選出されるに当っての「中国国内の人権状況を改善する」という前提条件は、完全に反故にされたのである。

 これに対してCIPFG(法輪功迫害真相調査連盟)は、「中共五輪」前年の2007年8月から「グローバル人権聖火リレー」を発動し、また2008年1月からは「グローバル100万人署名活動」をおこなって、中共による法輪功迫害およびすべての人権迫害を五輪開催前に停止することを求めてきた。その結果、「人権聖火リレー」は世界各国市民の絶大な支持を受けるとともに、「100万人署名」も当初の目標を遥かに超える135万人の署名が集まった。

 ところが中共は、五輪開催前には「治安維持」を名目とする不当逮捕・拘禁など一層激しい人権侵害をおこない、五輪後の現在では、ますます噴出してきた民衆の抗議活動を暴力で押さえつけることに躍起になっている。

 そのような中国共産党政権による人権迫害停止を訴えるため、8日、東京・六本木の中国大使館前で、中国出身男性1人を含む男女5人が抗議活動をおこなった。

 CIPFG(法輪功迫害真相調査連盟)アジア調査団副団長であり人権活動家の安東幹氏は次のように述べた。

 「中国共産党が政権を奪取して以来60年になるが、その間、中共がおこなってきた人権迫害は計り知れない。8000万人もの自国民を犠牲にし、チベット・ウイグル・モンゴルなどの各民族へも極めて残酷な政策をおこなっている。法輪功への迫害では、不当に逮捕した法輪功学習者から生きたまま臓器を奪って売買する、という恐るべき所業も明らかになった。このようなことは絶対に許されない。私は、共産主義を標榜する中国共産党と、理論の上においても論争するつもりだ」

 また、台湾研究フォーラム代表の永山英樹氏は、中共の残虐性について次のように述べた。

 「中国共産党は、21世紀のナチスドイツだ。中国は平和国家であることを自称するが、チベットなどへの人権弾圧を見ても、それが嘘であることは明らかである。中共はチベット鉄道を開通させ、資源を略奪している。何の罪もないウイグル人を不当逮捕し、強制移住させている。モンゴルに対しても同様だ。このような民族浄化政策、および自国民に対する人権弾圧を、中共は直ちに止めろ。中国では、権力者による汚職、環境破壊は計り知れず、人間としての生活は許されない。このような中共中国には、近代国家としての資格はない」

 中国大使館の正門に向って力強く発せられたこれらの言葉は、中国国内の人権が回復され民主化が促進されることが、中国のみならず、日本および世界にとっても必要不可欠であることを訴えるものであった。
声明を読み上げる安東幹氏(大紀元)
中国大使館前の永山氏(手前)(大紀元)


 (記者・牧)