■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/01/html/d78743.html



カナダ勲章を受章したデービット・マタス氏

『中国臓器狩り報告』著者、カナダ勲章を受章

 【大紀元日本1月1日】昨年12月30日、国際的に著名であるカナダの人権弁護士であり、『中国臓器狩り―中国共産党によるファールンゴン学習者からの生体臓器狩りについての調査報告』著者の一人であるデービット・マタス氏が、カナダ総督より民間に授与される最高栄誉であるカナダ勲章(Order of Canada)を受章し、人権、移民や難民の法律事務方面における貢献により表彰された。

 「カナダ勲章(Order of Canada)」はカナダで民間に授与される最高栄誉であり、勲章の銘文「Desiderantes meliorem patriam(よりよき国を望む)」に示されるように、功労のあった人物に与えられる。女王エリザベス2世が勲章授与者であり、代理としてカナダ総督が授与する。カナダ国際法律家委員会のポールD.K.フレイザー会長はマタス氏の勲章を授賞する時、「マタス氏は長期にわたり弛まず国内と国際人権事業に身を投じ、人々に深い感銘を与えた。国際上において彼は積極的にカナダの人権理念を大きく掲げ、国内では確固として人権を擁護した」と称えた。

 近年、マタス氏の知名度を高めたのは、ある重大な人権侵害の告発事件。2006年7月6日、マタス氏は、カナダの元議会議員であるデービット・キルガー氏と共同に2カ月の調査、証拠取得を経て、18種類の証拠に対する証明と反証を通じ、『中国臓器狩り―中国共産党によるファールンゴン学習者からの生体臓器狩りについての調査報告』調査報告を発表した。この調査により得た結論は、「中国で法輪功学習者からの臓器をその本人の意思に反して奪い、それは現在も続いている」というものであり、マタス氏は、この臓器狩りを「地球上かつてない邪悪な行為」と述べている。

 この報告は発表された後、直ちに国際社会からの強烈な注目を集めた。世界各国の大メディアが次々と報道し始めたのだ。2007年1月末、二人の著者は新たな証拠を得たことにより、第2版調査報告を発表し、収集された証拠は33例に達した。

 報告の完成後、2人の著者は単独あるいは共同で世界40カ所以上の国家あるいは地区を訪れ、公開講演を行い各国議会、政府、非政府組織、外交官、医学教授、宗教団体、メディア及び公衆に対し彼らの調査報告を発表した。同報告は現在すでに9カ国に翻訳されている。現在、彼らは50種類以上の上述の結論を支持する証拠を収集しており、第3版調査報告の発表を検討中であるという。

 マタス氏は記者の取材時に、弁護士としての生涯の中でこれらの特殊な人権実例に参与したのは「心の底からこの事について貢献したいと思ったから」であると述べた。また同氏は、「私はこのような罪悪が一日も早く終わり、犯罪者が審判を受け被害者が賠償を得られることを希望する」と話している。

 近年、マタス氏は人権法律の方面における貢献により多くの賞を受賞している。2007年8月13日、カナダ弁護士協会(CBA)の年次会で、カルガリー・テルス会議センターにおいてカナダ弁護士協会が公布する年度タルノポルスキー人権賞を授与された。
 
 
(記者・梁耀、翻訳・坂本)