■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/03/html/d11870.html



外国逃亡の汚職幹部1200人逮捕=中国検察長

 【大紀元日本3月18日】中国最高人民検察院の検察長・曹建明(ツァオ・ジエンミン)氏は3月10日、全国人民代表大会(全人代)の中央会議で、2008年度に外国へ逃亡した幹部1200人を逮捕したと公表した。

 同氏の発言によれば、2008年、中国検察当局は関連の政府機構と連携し、外国逃亡の汚職幹部の捜査を強化、その結果、計1200人の容疑者を逮捕したという。

 また、年間において、立案した関連の汚職案件は3万3546件の4万1179人となり、そのうち、すでに提訴したのは2万6684件の3万3953人で、前年度に比べそれぞれ1%、10・1%増加した。また、汚職容疑のある県レベル以上の幹部は2687人に達したという。

 北京市人民検察院が去年11月に公表したデータによれば、90年代半ばから、2万人あまりの汚職幹部が逃亡、持ち逃げされた額は8千億元(約1・12兆円)に試算となる。

 汚職幹部が着服した資金源は主に、土地開発、税収、都市建設プロジェクト、金融機関の貸付、政府予算、大型の国家建設プロジェクトなどの資金であるという。

 BBC中文ネットの関連報道では、中国当局は年々、汚職の摘発工作を強化するとしているが、幹部の腐敗問題は深刻になる一方だと伝えた。また、中国問題の専門家の見解として、「国の制度そのものに着手せず、独立の司法制度を確立しないままで、メディアなどによる有力な監視体制がなければ、中国当局による幹部汚職の摘発はいかなる効果も奏さない」と報じた。一方、政権内部から公表された汚職幹部の情報も、氷山の一角に過ぎないとの声が出ている。

 
(翻訳編集・叶子)