■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/03/html/d84531.html



3月12日夜、モスクワ市内を行進する約200人の抗議者 (Alexey SAZONOV/AFP/Getty Images)

ロシアで再び反政府デモ

 【大紀元日本3月15日】ロシア・モスクワで3月12日夜、プーチン現政権への抗議活動が行われた。200人ほどの抗議者によるデモ抗議がモスクワ市内で行われた直後、警官4000人が動員され、抗議者らが拘束された。拘束された者たちの中には、AP通信の記者もいた。

 スローガンを叫び、整然と進行するデモ団体は「政治犯たちに自由を」「ロシアにプーチンはいらない」などの横断幕を掲げ、ドミートリー・メドヴェージェフ大統領の肖像画が燃やされるシーンもあった。

 警察側によると、今回弾圧の対象となったデモ団体は事前の許可がないため、不法な集会にあたるという。さらに警察側は、このような非合法なデモ活動は必ず強硬な姿勢をもって対処する必要があると強く示した。

 今年に入ってからデモ活動の中心地となっている海岸都市のウラジオストクでは、類似したデモ活動が頻繁に発生した。1月31日、ロシアの複数の地域で大規模なデモ活動が勃発し、中でもウラジオストクで起きた抗議活動では3000人以上が集まり、プーチン政権に対する非難が叫ばれた。

 世界的な金融危機の影響を受けて、ロシアの失業率は悪化し、インフレによる物価上昇のため、ロシアでは近年に見られない不安定な状況が続いている。さらに、デモ活動に対する弾圧などの現政権の強行的な姿勢を背景に、プーチン首相の支持率は従来の81%から、就任以来最低の77%まで下がっている。
ドミートリー・メドヴェージェフ大統領の肖像画を燃やす抗議者 (Alexey SAZONOV/AFP/Getty Images)
モスクワ市内で3月12日に行われた、抗議者200人によるデモ活動(Alexey SAZONOV/AFP/Getty Images)


 
(翻訳編集・KY)