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中国製有毒建材、鼻血・発疹などの健康被害=米国

 【大紀元日本4月15日】米フロリダ州の政府関係者はこのほど、同州で建材としてよく使われている石膏板に有毒物質が含まれている可能性を示唆し、問題の製品は全部中国製であると明らかにした。

 報道によると、これらの中国製石膏板は刺激臭を発し、強烈な硫黄の匂いのようで、腐った卵の匂いにも似ている。

 多くの住民が保健所に相談を寄せたことにより、問題が発覚したという。

 住民たちによると、家には腐った卵の匂いがし、鼻血や、体に発疹がでたり、呼吸器疾患もでているという。

 また、リフォーム業者からは、新築の建物の銅線が腐食している、との報告も寄せられている。

 専門家は、空気中の硫黄分や、その他のカビが生える毒素の含量が高いと、銅線が腐食してしまう、と分析した。

 同州パームビーチ市保健所によると、これらの有毒建築材料による人体健康への被害について、現在調査を行っているという。

 パームビーチ市保健所のスポークスマンのオコナ氏は、「我々が最も注目しているのは、人体への健康被害の問題。これらの石膏板は人体に悪影響をもたらしているようで、このようなことは二度とあってはならない」と述べた。

 報道によると、フロリダ州のほか、カリフォルニア州や、ルイジアナ州、アラバマ州などの地域でも、家主が、建物に使われている中国製の石膏板には硫黄などの有毒物質を含有しているとして、集団訴訟を起こしていた。

 民主党の議員2人はすでに3月末に共同決議案を提出、オバマ政権に対し、中国製有毒石膏板の輸入禁止を求めた。

 また、同決議案は米国商品安全委員会に対し、財務省や、住居と都市開発省との連携を強化して、問題の中国製石膏板の全面回収を求めている。

 中国製石膏板の価格は低廉であるため、過去数年間大量に米国に輸入された。その大半はフロリダ州に集中している。ハリケーン被害を受けたルイジアナ州の再建にも使われているという。

 
(翻訳編集・叶子)


 (09/04/15 05:07)  





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