■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/04/html/d73892.html



1200万人の違法移民を合法化させる体制の必要性を訴えるオバマ大統領(AFP)

オバマ米大統領の移民改革、違法移民の合法化探る

 【大紀元日本4月11日】オバマ米大統領は違法移民の問題解決に着手し、1200万人の違法移民を合法化させる体制を探っている、と伝えられた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ4月8日の報道によると、オバマ米大統領は5月に、違法移民問題に関する公開演説を行う予定。今年夏には、民主党と共和党の議員を含める共同チームを召集し意見交換を行い、秋までに移民改革の立法準備をスタートさせる。

 ある米政府関係者は、オバマ大統領の移民改革政策は、違法移民に罰金とその他の罰則を課してから、合法移民に転向させる体制を探っていると発言、すでに米国で働いている数百万人の違法移民について、身分を承認するとの意向を示した。また、今回の移民改革政策は米国労働市場に新たな違法移民が流れさせないとも示した。

 その前の3月18日午後、オバマ米大統領はロサンゼルスでの国民大会に出席する際に、移民改革の重要性を再強調した。米国に居住している1200万の違法移民について、身分を合法化させる体制を探る意向を示し、「英語を学習し、一定の罰金を払い、それから合法移民になる隊列に並ぼう」と述べた。

 違法移民への対処について、米国国民の意見が大きく分かれている。共和党の反対陣営は、違法移民合法化の移民改革に断固として反対している。

 一方、下院議員のフレーク氏は議会にH1B新法案を提出した。米国で博士の学位を得た外国人について、H1Bの制限枠に編入せずに、永住を許可するとの内容である。法案の主旨は、高知識層の移民が経済の衰退により米国を離れるのを防ぐためという。この種の移民はインドと中国人が多い。

 米国のリサーチ会社の調査によると、外国人留学生は米国の博士の大半を占めている、過去一年間コンピュータ専門の博士学位を取得した1597人中、外国人は55・5%を占めたという。

 

 
(翻訳編集・叶子)