■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/04/html/d80034.html



ロシア新聞社の関連ネット報道

ロシアで急死の中国人女性、本当の死因は何か

 【大紀元日本4月17日】モスクワ時間4月15日午前8時ごろ、ロシア南部のブラゴヴェシチェンスクからモスクワ行きの列車の中で一人の中国人女性が急死した。同日朝、ロシアテレビ局などロシアの各主要メディアは、「死因はSARS感染の可能性が高いと診断された」とこの事件を報道した。しかし、当日夜、ロシアメディアの報道は一斉に変わり、この中国人女性は手足口病、またはインフルエンザで死亡した可能性が高いと報じた。

 ロシアのヴィエスチ・テレビ局、ロシア新聞社などの各主流メディアの15日午前の報道によると、中国人女性がブラゴヴェシチェンスクからモスクワ行きの列車の中で急死した。医療機関による初期の診断では、死因はSARSである可能性が高く、最終的な検査結果は1週間後に出るという。

報道によると、死亡した中国人女性の名前は楊翠琴(音読)、23才。彼女の親族も同じ列車に同乗していたという。

しかし、15日夜、多くのメディアは午前の報道とは違い、死亡した中国人女性の死因は手足口病の可能性があると報じ、詳細な検査結果は7日から10日以内に出ると伝えた。

主治医のチュチャリン氏はロシアの通信社に、死因は重度のインフルエンザによる可能性が高いと説明した。

防疫機構の責任者オニシンカ氏は国家テレビ局ヴィエスチの夜のニュース番組で、「現時点において、この中国人女性の死因はSARSであるかどうか確認、または否定する証拠がまだない。防疫機構は現地の状況を完全にコントロールしている。市民は恐怖を感じることはない」と説明した。

また、この中国人女性の死後解剖について、各メディアの報道も異なっている。列車が緊急停車しているキロフ駅の現地政府幹部は、まだ解剖していないとしているが、前述の防疫機構の幹部オニシンカ氏は、すでに解剖を行っていると説明した。

オニシンカ氏は、女性が乗車した第2車両と、隣接する第1、3車両は、徹底的な消毒作業が行ったとした。列車に同乗した五十数人の中国人は隔離され、うち数人は高熱を出していることを明らかにした。

                   
 (翻訳・叶子)