■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/08/html/d82230.html



2009年8月5日(日本時間6日夜)、北朝鮮から解放された2人の米女性記者がロサンゼルスに到着した。(Kevork Djansezian/Getty Images for Shangri-La)

米女性記者2人ロス到着、クリントン米元大統領と共に帰国

 【大紀元日本8月6日】2009年8月5日午前5時50分(日本時間同日午後9時50分)、クリントン米元大統領は、解放された2人の米女性記者とともに帰国し、チャーター機でロサンゼルス近郊バーバンクのボブ・ホープ空港に到着し、たくさんの報道陣のフラッシュの中で、家族と抱き合い無事を確認した。

 3月17日に、中朝国境沿いの凍結した図們江(トゥーメンジァン)の上で、米女性記者のローラ・リンさん(32)とユナ・リーさん(36)は、北朝鮮側に身柄を拘束され、「不法入国」と「敵対行為」の罪で今年の6月に、12年の労働教化の刑を言い渡された。クリントン米元大統領は8月4日に北朝鮮に入り、金正日総書記と会見し、特赦による2人の解放を求めた。その数時間後、2人が解放されたことが明らかになった。

 クリントン氏がピョンヤンを出発した際、空港では見送りの儀式はなく、一人の少年がクリントン氏に花を贈呈したのみだった。北朝鮮側の上層部幹部らが見送る中、クリントン氏がチャーター機の入口に上った時、機体に寄せられた車から2人の女性記者が現れた。2人はクリントン氏と握手を交わし、急いでキャビンに入った。チャーター機は途中日本で給油をした後、ロサンゼルスへ立った。

 アメリカ側は、クリントン氏の今回の訪朝は拘束された2人の米記者の解放のためであり、人道的観点から行った個人的な行動だと強調した。また、ホワイトハウス関係者は、クリントン氏は2人の記者の行為に対して、北朝鮮に謝罪はしなかったとし、オバマ米大統領からもメッセージは預けていないとコメントした。

 その後の記者会見で、ローラ・リンさんは、「30時間前までは囚人だった。家族や友人らの応援が支えとなり、心強かった」と涙にむせびながらコメントした。

 
解放され、家族と抱き合う2人の女性記者(Kevork Djansezian/Getty Images for Shangri-La)

2009年8月5日、解放された2人の女性記者はクリントン米元大統領と共に帰国し、空港で家族と喜びを分かち合った。(Kevork Djansezian/Getty Images for Shangri-La)

(余靜)