■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/09/html/d35853.html



ダライ・ラマ、台北にて(Getty Image)

中国共産党は政権を譲るべき=ダライ・ラマ14世

 【大紀元日本9月7日】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は台北で3日、台湾の民主主義を称賛し、中国共産党は前線から退くべきだと語った。

 約600人の仏教徒や有識者との会談で、ダライ・ラマは、中国共産党は「資本主義の共産党に変質した」と指摘し、60年間にわたり政権を握っている中国共産党は「若い知識分子や、人民に席を譲るべきだ」と中国の民主化への期待を示した。

 ダライ・ラマは、300万人の国民が投票によって国全体のことを決めているニュージーランドと、国全体のことがわずか7人で決められている人口10数億人の中国とを比較。中国の管理体制が隠しごとなく透明になれば、国は健全に発展すると述べ、言論の自由が切実に求められていることにも言及した。さらに、胡錦涛・国家主席が提起した「調和社会」は、多くの民族を認め、民主・平等に基づいて築き上げられるべきものだと強調した。

 また、チベットと中国共産党の関係は昨年より悪化したが、却って自分の行動への制約はなくなったと述べ、「中国当局から対話の申し入れがあれば、いつでも受け入れたい」と語った。

 台風8号の犠牲者を追悼するため、先月30日に台湾入りしたダライ・ラマは、9月4日に一旦インドに帰国。8日には、チェコとスロバキアを訪問し、その後ヨーロッパ各国を巡る予定だ。

(翻訳編集・余靜)