■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/09/html/d55029.html



父親に抱きつく梁健明さん(ネット写真)

警備員の父親、独学の漢方で息子の難病を治す

 【大紀元日本9月15日】今月9日、梁健明(リャン・ジエン・ミン)さん(19)は、留学のためイギリスへ旅立った。前途洋々の健明さんだが、実は11歳の時、彼は再生不良性貧血を患った病弱な子供だった。しかし、父親の深い愛情で、健明さんは奇跡的に回復したのである。

 中国紙「新快報」9日の報道によると、中国広州市天河龍洞の梁健明さんは、11歳の時、突然鼻血が止まらなくなり、病院で「再生不良性貧血」と診断された。現代医学では、骨髄移植しか決定的な治療法がなく、家族は絶望の淵に立たされた。両親は、医師から骨髄移植を薦められたが、巨額の移植費用と、その後の治療薬の副作用を考えると、とても移植に踏み出せなかった。残る道は漢方医学しかないと、その時父親の梁潤(リャン・ルン)さんは考えた。

 職業は警備員で、医学の知識など全くなかった父親の梁潤さんは、それから毎日、漢方医学の本を勉強するようになった。昼も夜も、食事の時も医学書を離さず、息子の病気の治療法を探し求めた。梁潤さんは、徐々に処方を試しながら調合し、息子に飲ませてみた。始めはなかなか効果が出なかったが、処方を2度、3度と変えていくうちに、鼻血がだんだん少なくなり、半年服用させると、病状はほぼ安定してきた。こうして、数年間漢方薬を服用した結果、健明さんの病気は完全に治った。

 2年間休学していた梁健明さんは、父親の努力している姿に励まされ、見事イギリスのケンブリッジ・センター入学予備コースに合格した。留学に必要とされる「国際旅行健康診断書」を手に取り 「これは、権威ある検査機関が出した診断書。私の身体検査の結果はすべて正常だ。これは、すべてお父さんのおかげだ」と梁健明さんは誇らしげに話す。古今東西、子を想う父親の愛情は、時に奇跡を起こすことがあるものだ。

(翻訳編集・藪益舎)