■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/09/html/d82798.html



対面式の座席を配置した、未来志向の飛行機内

未来志向の「立ち乗り」できる飛行機 

 【大紀元日本9月27日】
昨今の金融危機で、航空会社も乗客もふところが寂しくなる中、お手頃の値段で旅行を楽しみたい乗客のニーズを満たしながら、航空会社のコストダウンにも繋がる「立ち乗り」航空機の内部設計が公開された。この破天荒なアイディアに、 集客力のアップを切望する航空会社が、たちまち期待を寄せている。
イギリスの有名な設計会社Qデザインズ(Q-Designs)は、電車の車両の座席配置からヒントを得て、斬新な機内配置を打ち出した。窓際に一列、中央に二列の折りたたみ式の座席を設定し、窓際の乗客は壁を背にし、中央二列の乗客は背中合わせで座る。対面している窓際と中央の座席は、 ずらして配置されている。
Qデザインズによると、この新しい設計で乗客数は、従来の50%増やすことができ、運賃は従来の30%低下がはかれるという。ただ、飛行時間が二時間を越える場合は「確かに快適ではない」ことを認めており、「飛行時間30分~80分の短距離の航空便に限定する予定」と述べた。
また、このタイプの航空機では、乗客に食事を提供できないという不便さもある。中央の座席配列のため、通路が狭くカートを押して配膳するのは至難の業となる。また、各座席用の折り畳み式テーブルもなくなり、食べ物を置いたり、ノートパソコンを使ったりすることはできない。しかし、格安値段で飛行機に乗れるなら、この程度の不便は我慢できるだろうとQデザインズの関係者は語っている。類似の機内設計はすでに軍事用飛行機で使用されているため、この設計理念を民間機に応用するのも不可能ではないとQデザインズは見ている。この設計のもう一つの目玉は「立ち乗り」式である。機内に担架のような座席が縦に並べて設けられ、乗客はシートベルトを締めて座席に寄りかかったままで目的地に到着するという。無論、短距離航空のみに適用される。
立ち乗りできる内部設計

アイルランドの格安航空会社ライアンエアはすでに米ボーイング社と飛行機の「立ち乗り」式について具体的な設計案を検討し、「航空管理局に許可されれば、すぐにでも新型機を購入する用意がある」と前向きの姿勢を示している。

(翻訳編集・高遠)