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北朝鮮問題専門家、韓国の呉冕洙教授

北朝鮮、米国けん制のための中共の道具=韓国専門家

 【大紀元日本10月7日】国際社会において米国などの各国は、北朝鮮のミサイル発射と核実験の問題に悩まされいる。その一方、北朝鮮のこれらの恐喝的な行動を黙認して政権を支持する中国当局については、あまり警戒していないようだ。韓国の北朝鮮問題専門家が、北朝鮮が起こした各種の問題の裏には皆、中共の影が潜んでいると警告する。

 呉冕洙(オ ミョンス)教授は、かつて韓国国防部の戦略情報の総合研究にあたる部署の責任者を務め、北朝鮮に関する研究では、40年以上の経歴を誇る。同教授は、国際社会が北朝鮮問題を解決しようとする努力が、度々失敗に終わっているのは、「中共が北朝鮮問題を利用して米国をけん制しているからであり、中共はこのために、北朝鮮の核兵器の保有まで容認している。この体制を維持するために、陰で支援している」と指摘する。

 呉教授は「米国の力を消耗させる絶好の方法は、北朝鮮問題。米国と北朝鮮が絶えずもめていれば、米国は疲労する。中共はまさにこの隙を狙っている。これが中共の真の目的。特に、米国がアフガニスタンや、イラン問題に精力を注いでいた最中、中共は裏で糸を操って、北朝鮮での騒ぎを起こした」と分析している。

 同教授は、6カ国協議も、これまで同様、あまり進展は得られないことを指摘。その理由については、「北朝鮮は、政権維持のため核兵器を放棄するはずがない。その一方、中共は北朝鮮との調停役として、6カ国協議を通して国際社会での影響力を高める意図だ。北朝鮮は中共の道具に過ぎない」と語っている。

 また、同教授は「国際社会が引き続き北朝鮮に制裁を行えば、政権は崩壊する。だからこそ、中共は北朝鮮への制裁を緩和させ、政権を維持させるための道具として、同会談を駆使するはず」と見込んでいる。

(記者・李昌植、翻訳編集・叶子)


 (09/10/07 11:31)  





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