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中国への帰国直前の賈甲氏(オークランド空港にて、大紀元)

亡命中の元中共幹部、帰国直後に身柄拘束=中国

 【大紀元日本10月23日】06年に中国から台湾に亡命した元中国山西省行政高官・賈甲氏は、ニュージーランド現地時間21日夜、オークランド空港を発ち、22日午前8時頃中国北京空港に到着した。到着直後に、空港で当局に身柄拘束された。

 3年前の10月22日、同氏は台湾を訪れたとき、公に共産党組織からの離脱を宣言し、政治庇護を求めた。後に紆余曲折を経て、2008年6月、ニュージーランド政府が同氏を受け入れた。亡命中、共産党組織を解体する活動に従事、在外中国人民主活動家らが結成した「中国臨時政府」の副総統に選ばれた。

 中国を離れて3周年となる今月22日、賈甲氏はこの特別の日を選んで中国に戻った。その理由を、帰国直前に残した手紙でこのように説明した。「祖国に戻るという実行動を用いて、共産党員、幹部、軍人、武装警察、公安および全国各民族の国民に対し、勇敢に立ち上がるよう呼びかけたい」

 「過去3年間、私は多くの国に渡り、様々な場で中共の党員、幹部に対し、この党から離脱して新たな政党を結成して中華民主連邦共和国を創立することを呼びかけ続けた。中共党員、幹部、軍人、武装警察、公安警察なども同様に一党独裁統治の被害者である(中略)。現在、中国のすべての問題の根源、引いては中国の民主化を妨げる唯一の障害は中共の最高指導部である」と手紙に書かれている。

 また、同氏は、「中国での民主化実現は、必ず一部の人の犠牲と奉仕が必要。私たちがこの偉大な信念を持っていれば、初めて中共に対する恐怖から抜け出すことができ、そして、中共に勝ち中国の民主を実現できる」と語り、自分はその中の一員になるという堅い決意を示した。

 「中国で民主を実現すれば、中国人が中国人を苦しめ、中国人が中国人を陥れ、中国人が中国人を恐れ、中国人が中国人を殺戮するという歴史を初めて変えることができる」と同氏は述べる。

 記者が昨日朝、同氏の電話に連絡したが、留守の状態だった。現在、同氏に関する詳しい状況はまだ判明していない。

(翻訳編集・叶子)


 (09/10/23 07:20)  





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