■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/html/d43453.html



記者会見する香港「天安門の母運動」のメンバー。中央が劉家儀氏 (ネット写真)

香港民主運動メンバー、北京空港で強制送還

 【大紀元日本10月31日】香港の「天安門の母運動」に関与する劉家儀(リュー・ジャーイー)氏は26日、北京空港で入境を拒否され、強制送還された。その際、所持していた「通行証」も没収されたという。

 「天安門の母運動」は、89年に起きた天安門事件で犠牲となった学生たちの母親らが発起した。香港では、劉家儀氏ら有志が集まり、この運動を支援する活動を展開していた。劉氏は26日、観光目的で北京に降り立ったところ、「国家安全条例違反」として入境を拒否された。香港と中国を往来する時に必要な「通行証」は没収され、強制送還された。現在は香港にいる。

 香港人権監察団体総幹事の羅沃啓氏は、北京当局が劉家儀氏に対して行ったことは、国連の「公民の権利および政治権利国際公約」に違反していると批判した。また、香港立法会の議員・李卓人氏は香港政府は北京政府に厳正な交渉を行うべきだと主張している。

 一方、今回の件について香港政府は「一国二制度のもとで、香港政府は北京入管に対し、個別案件についての干渉はしない。しかし、必要であれば、北京政府に意見を伝えることはできる」としている。