■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/11/html/d57343.html



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トラ生息数激減 保護目指す国際会議=ネパール

 【大紀元日本11月3日】ネパール・カトマンズで先月27日に開かれたトラ保護に関する国際会議で、専門家らは野生のトラが絶滅の危機に晒されていると報告した。専門家の推定によると、現在世界のトラの生息数は約3500頭~4000頭で、20世紀初頭の10万頭以上から大幅に減少している。

 トラ激減の背景には密猟や開発に伴う生息地減少などがあげられ、それに伴い、トラ以外にもアジアライオン、ユキヒョウ、ウンピョウなど大型猫科動物の個体数も急激に減少している。世界銀行や世界自然保護基金(WWF)などが参加した同会議では、地域的、国際的な対策が急務であると強調された。

 野生のトラの生息が確認できている国はバングラディシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ネパール、ロシア、北朝鮮、タイ、ベトナムの13カ国で、大多数がアジア諸国。トラは、漢方の原料として中国で人気が高く、中国マフィアによる密漁がアジア全域で絶えないことも懸念されている。

 現在、野生のトラを殺すことは犯罪行為とされており、ワシントン条約に加盟している175カ国は、トラの毛皮、骨などトラ製品の売買を禁止している。

(翻訳編集・坂本)