■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/11/html/d83406.html



睡眠不足、肥満を加速(Getty Images)

ウエストバージニア州の住民20%が睡眠に問題あり=米国

 【大紀元日本11月6日】

 米国では、このほど全米各州において、睡眠の質の調査が行われた。

 米連邦疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention)によると、その結果、ウエストバージニア州では約20%の住民が睡眠の問題を抱えているということが明らかになった。これは全米平均の10%に比べほぼ倍の数である。

 ウエストバージニア州の数十万人の住民は炭鉱労働者であり、健康状態は非常に悪いという。特に肥満、喫煙、心臓病および身体障害の成年人口比率では全米のトップに近い。

 睡眠不足は健康状態に影響し、肥満を加速させると専門家は指摘しているが、テネシー州、ケンタッキー州、オクラホマ州の住民も全米平均よりも高い。これに対し、ノースダコタ州は比較的少なく睡眠不足を自覚する住民はわずか7・7%にとどまっている。この調査によると、いくつかの大都市があるニューヨーク州やカリフォルニア州も全国平均より高い割合となっている。 一方、全米平均で約31%の住民は睡眠の質が良いと答えており、中でもハワイ州は36%とトップである。

 睡眠不足の原因の多くは、経済的ストレスや不規則な勤務状況などがあげられるが、睡眠時間が不足すると人は高脂肪の食物を摂取する傾向にあり、肥満になり易くなると専門家は指摘している。

 このほか、米国睡眠協会(National Sleep Foundation)は慢性的な病気を持つ患者は睡眠に多くの問題があるが、特に肥満症の人はその影響を強く受けやすいと指摘している。また、睡眠についての問題を持ちやすいのは男性よりも女性、白人やラテンアメリカ系よりも黒人のほうが、多いという結果が出ている。

 

 この調査は年間40万人以上の米国住民に対し電話による質問を集計後、発表されたもので、各州少なくとも3千900人が質問を受けているという。調査では1日の睡眠時間についての質問は行われていない。

 専門家は、一般的に1日7時間から9時間の睡眠が最も理想的であると提案している。

(翻訳編集・坂本)