■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/11/html/d83525.html



清潔は道徳向上に役立つという (Getty Images)

研究:清潔は道徳の向上に役立つ

 【大紀元日本11月19日】

 最近の研究によると、ほんの少し香りのある窓用クリーニングスプレーを吹きかけたら、人を公正且つ気前よくさせた。つまり清潔が道徳向上に役立ったのだ。会社は伝統的な厳しい懲罰を放棄し、この方法を活用することにより従業員の品行を正すことできるかもしれないと考えた。

 ウェブサイト(livescience.com)の報道によれば、この研究は米国ブリガムヤング大学(Brigham Young University)のカティ・リジェンクィスト(KatieLiljenquist)氏の主導で行った二回の実験を通して、清潔と道徳との関係を検討することである。

 第一回の実験において、実験の対象者はそれぞれ2種類の部屋に待機していた。1番の部屋には何の匂いもなく、2番の部屋にはオレンジの香りがする窓用クリーニングスプレーが吹きかけられた。そして研究者はこれらの実験参加者らに12ドルを渡し、これは他の部屋の名前も知らぬ仲間同士のお金であり、幾ら残すか幾ら返すか参加者が自らで判断し決定するようにと伝えた。同時に研究者は彼らの仲間同士は幾らもらっても彼らが公平に等分することを信じていると伝えた。

 結局、香りのある部屋に居た参加者たちは平均5・33ドルを返したのに対して、もう一つの部屋にいる参加者たちは2・81ドルを返した。研究者は道徳が清潔に関係あると話した。

 第二回の実験において、参加者は「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」(Habitat for Humanity)のボランティア活動に参加する意向に関するアンケートで、満点を7点として、香りのある部屋にいる参加者たちは4・21点を獲得したのに対して、もう一方の参加者たちは3・29点を獲得しただけだった。このほかに、寄付への意向を尋ねられた際、前者は22%の参加者が同意したことに比べて、後者は6%しか同意しなかった。

 ちなみに、参加者達は部屋の香りに気づかなかったことも分かった。

 研究チームのメンバーでノースウェスト大学のアダム・ガリンスキ(AdamGalinsky)氏は、「数年来、研究者はすでに香りはプラスまたはマイナスの体験を思い出させるのにある程度影響があることが分かった。現在、私達の研究は人々の慈善行為と環境との関係に、より多くの解釈を提供することができる」と話した。

(翻訳編集・蘇珊)