米同時多発攻撃から19年、コロナ禍の中NYなどで追悼式典

2020/09/13
更新: 2020/09/13

[ニューヨーク 11日 ロイター] – 約3000人が犠牲になった2001年9月の米同時多発攻撃から19年を迎えた11日、各地で追悼式典が開かれ、ニューヨークの式典にはペンス副大統領のほか、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領らが参列した。トランプ大統領はペンシルベニア州シャンクスビルで開かれた式典に参列した。

ニューヨークの世界貿易センター(WTC)の2棟の高層ビルにハイジャックされた旅客機2機が突っ込んだ朝とは対象的に、この日のニューヨークは曇り空。新型コロナウイルス感染拡大を受け例年よりも規模が縮小された式典には、ニューヨーク州のクオモ知事や民主党のシューマー上院院内総務の姿もあった。

式典には約200人が参列。犠牲者の名前が読み上げられたほか、2棟のビルに旅客機が衝突した時刻と、ビルが崩壊した時刻に合わせて鐘が鳴らされた。夕方には崩壊した2棟のビルをかたどった光のライトアップが行われる。

追悼式典は3機目の旅客機が突っ込んだ国防総省と、4機目の旅客機が墜落したシャンクスビルでも開かれた。

トランプ大統領はシャンクスビルで「米国民を脅かすテロリストの追跡を決してやめない」と表明。バイデン氏もこの後、シャンクスビルを訪れる。

Reuters
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