■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d53488.html



ベルギーの著名な人権派弁護士ブラウシア氏(大紀元)

欧州で国際司法の連携関係、江沢民起訴案件を推進=ベルギー人権弁護士

 【大紀元日本12月29日】先月、スペイン法廷が、江沢民前国家主席を含む5人の中共高官に対して、法輪功学習者を迫害した責任者として「ジェノサイド」および「拷問罪」で刑事訴訟手続を起動すると裁定した。同裁定は、ヨーロッパのほかの国で進められている中共高官への訴訟案件にも影響を及ぼしている。最近、欧州多国の弁護士らが連絡を取り合い、人道に反する罪を犯した中共高官の法的責任を追及するための国際司法の連携関係の構築が進められているようだ。

 かつて多くの国の弁護士とともにチリの前独裁者ピノチェトを国際法廷で裁判することに成功したベルギーの著名な人権派弁護士ブラウシア(G.H.Brauthier)氏は、スペイン法廷の裁定について語る中で、上述の内容に言及した。

 「今、欧州の弁護士たちは一つのチームを形成し、互いの経験を分かち合っています。われわれは現在、国際司法の連携関係を築いているところです。欧州各国で進められています。法輪功学習者たちのために行ったように、広範な協力体制を構築し、中共政権のリーダーが欧州を訪問することの恐ろしさを感じさせようとしています」と、ブラウシア弁護士は話す。

 スペイン法廷の決定について、「すべてがよい方向へ進んでいると感じさせる喜ばしい結果です。これらの犯罪者を裁くには多くの法律があり、中国で裁かれないのなら、普遍的管轄権をもって欧州で起訴することができます。スペイン法廷の決定は、普遍的管轄権の適用を強化し、法輪功迫害の犯罪者が裁かれるようにしているのです」と指摘した。

 「中共政権は、この決定に応じなければなりません。しかし中共政権は応じることができないでしょう。スペイン法廷は現在、答弁を待っています。その後、司法上の手続きを経て、容疑者らは正当に捕えられ、公正な裁きのために、引き渡されます」

 ブラウシア弁護士は、法輪功迫害組織である610オフィスの責任者を、法輪功学習者がベルギーで訴えた案件の代理を務めた。ベルギー法廷が発動した調査命令は、今も執行中。「小さな進展とはいえ、一歩一歩、着実に積み重ねていくことで、ジェノサイドの罪で中共政権の犯罪者を裁くことができる日が必ず来ます」と同弁護士は強調する。

(記者・李孜、翻訳編集・小林)