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「両会」開会期間中、北京では厳重警備が実施されている

70万人動員、「両会」に北京市厳重警備

 【大紀元日本3月4日】中国当局が最も重視する「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)がすでに北京で開幕した。北京市の至る所で、厳重警備の警察や赤い腕章を付けている市民警備員が見張っている。当局は、最も重視するこの二大会議の成功に、軍隊、警察、警備会社、ボランティアなど70万人を動員し、厳重な警備を実施している。

 1日から、警察は北京市と地方に繋がる主要道路ごとに検問所を数箇所設置、北京に向かう車両を厳しく監視している。市内では、武装した警備車両が配備され、24時間体制の警戒を実施している。警備体制は17日まで続く。

 中国の国会に相当する「両会」は地方から共産党要人が北京に集まる。会議を成功させるために、当局は全国範囲で異議人士と陳情者に対して厳しく監視する。この政治の季節に合わせて、自身の冤罪や生活問題の解決を図って、地方からの陳情者は現地政府の監視を逃れ、北京に集まる。 

 北京市民王さんの話によると、町中に警察の姿がよく見られる。ほかにも軍人やボランティアの警備が溢れている。天安門周辺で、警察が持ち物検査を行っている。北京に着いた陳情者は発見されるたびに、地元に強制送される。

 「両会」では毎年警戒態勢を敷いているが、24時間体制の厳重警備は異例。治安維持や陳情者を阻止する以外に、昨年、チベットや新疆ウイグル自治区ウルムチで発生した抗議への弾圧もあり、厳重な警備体制は少数民族への警戒に対しても見られる。



(翻訳編集・楊J)


 (10/03/04 08:43)  





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